ジュニアの指導

 昨日、石巻市運動公園フットボールフイールド1でスクール開催中、隣のフットボールフイールド2のグラウンドでは、スポーツ少年団のジュニアのチームがトレーニングを行なっていました。それぞれがハーフコートで8対8のゲームで楽しそうな雰囲気でした。ピッチの周りでは保護者の方々が試合を見守り、自分の子供のプレーに一喜一憂していました。

 ところが、最後に信じられない残念な光景に出くわしました。何と、タッチラインからタッチラインの往復をインターバルトレーニングで走らせているではありませんか。本数は確認していませんが、ジュニア年代の指導では絶対あってはならないトレーニングです。試合の後走るトレーニングを毎回行うと、自然と選手は試合で最大限の力を発揮せず試合の後の走るトレーニングのエネルギーを温存することになり(頭がコントロールするようになります)、試合をやっている意味がなくなってしまいます。本来、トレーニングとは試合にベストなパフオーマンスを出させるためであるため、一番大事な公式試合には、最大限の力が発揮できない体になってしまいます。

 試合の後に走らせるトレーニングは、全ての年代(ジュニアから大人)で、絶対やってはいけないトレーニングです。走るトレーニングは高校年代(「自我の確立」)からです。それも、休み明けやシーズン初めの基礎体力をつけなくてはいけない時です。小中学生はゲームで走るわけですからそれで充分です。特に中学生年代は持久力が身に付く年代ですから、指導者は、いろんな種類のゲームを行う指導が大切です。

 子供は「小さい大人」ではありません。試合に勝つことだけを考えて「発育発達に応じた適切な指導」を実践しないと子供たちがサッカーから離れてしまいます。小学生には、技術を徹底して指導してもらいたいと思います。この年代は褒めること

サッカーを好きにさせることこそ一番重要です。